東光寺に平和のサクラ咲く

萩藩主毛利氏の菩提寺である東光寺に、見慣れない桜がありました。もちろん、観光情報で知りえたもので、僕自身が桜に詳しいという訳ではありません。

ヨウコウザクラ(陽光桜)という名のやや赤みの強いピンク色の花を咲かせるこれらの木、沖縄を中心に1月に開花する「カンヒザクラ(寒緋桜)」と「アマギヨシノ(天城吉野)」を交配して1981年に品種登録されたものだそうです。
こんなエピソードがあるそうです。第二次世界大戦時代に教師を務めていた男性が、送り出した教え子たちが戦場に散ったことを悼み、各地に桜を送ることを思い立ち、環境に強い桜の品種改良に25年の歳月をかけて誕生させました。寒さに強いアマギヨシノと暑さに強いカンヒザクラを交配させ誕生したヨウコウは、樹勢も強く病害虫にも抵抗力があると言われています。この開発秘話からヨウコウは「平和のサクラ」とも呼ばれているのだとか。